-
布団干しスタンド修理(2024/03)
長年使用している布団干し/物干しスタンドのパイプ結合部(プラスチック)が割れて使用できなくなってしまったので修理。
塩ビのエルボ類(写真:グレー部品)を使用してステンレスパイプどうしを結合し、パイプと塩ビに下穴を開けリベットでかしめて終わり。 パイプと塩ビパイプ間に1~3mmの隙間があるがリベットで無理やり固定して用をなした。3Dプリンターでカスタム部品を製作するより簡便で短時間で作業を終えることができた。
ついでに、布団の重みでパイプが交差する支点を支えるプラスチックが割れないようにステンレスワイヤーで力を分散するようにしたのであと何年かは持つだろう。(笑)
-
使用機材
・E-Value ハンドリベッターセット EHR-001
-
庭の池防水施工(2023/08)
我が家の小さな庭の小さな池が水漏れするので池用防水塗料を塗ってみた。和風作りの池がプールのような色になってしまった。さてどうしたものか。
言い訳すると、「池用」の塗料がホームセンターに無くて、ネットで探しても品種が少ない。あっても色の種類が少なく、黒の他にライトグリーンが有ったのでライトグリーンを注文したのが敗因。
和風づくりの物に原色やパステルカラーを塗ること自体違和感が出るが元に戻せないので、別メーカー品でミドリがあったので今度は(上から)ミドリを塗って、底に白玉砂利を敷いてみようと思う。
ミドリを塗った後の言い訳としては、金魚・メダカを飼うために塗ったとしておこう(笑)
-
使用機材
・池用耐水コンクリート塗料:アトムハウスペイント
-
倉庫屋根裏に換気扇取付け(2023/07)
波板スレートで囲われている我が家の倉庫は、断熱と換気について十分な対策をせずに建てられているので、内部の空気が温められて屋根裏付近に高温の空気が滞留する。そこで屋根裏上部に換気扇を取り付けてみた。
2枚目の写真は屋外から撮影した熱画像で、屋根裏最高温度が42.5℃、換気扇の吹き出し口が38.4℃、吹き出し口の下1m位のところで34℃、2m下で30℃。(7月下旬10時半 快晴)(吹き出し口には下側開口の、換気扇用ステンレスガラリを取り付けているので、熱画像ではガラリ正面が青空を反射して青く(低温)映っている。)
因みに気温40℃前後の中で作業すると、ものの数分もしないうちに 上半身はもちろんのこと顔から汗が滴り落ちるようになる。我慢はしないで休憩・給水を心がける。
換気扇の風量は588m^3/h。倉庫の床面積は115㎡、容積は510m^3なので、換気回数は毎時1回程度(?基準?では毎時0.5回以上)。
天井空間を仕切ると換気効率と(輻射熱遮断も含めて)温度低下が格段に改善されるはずだが、第一弾はこれで良しとしよう。
-
使用機材
・換気扇: FY-25M5(Panasonic)
消費電力17.5W、換気風量588m^3/h、騒音38.0dB(いずれも60Hz)
-
マイクロ座布団製作(2023/03)
和室の畳を新調した。重い大きな座卓のその脚で畳が凹まないように、余っていた布生地を使って脚用の座布団を縫いあげてみた。
約12cm角の布をミシンで挿入口を残して四方縫いして裏返したあと、挿入口から内蔵(余り生地)を入れ、残りを手縫いで仕上げ。初めてにしては満足な仕上がりになった。^^)
-
-
キッチンカウンター?製作(2023/03)
元々台所に置いてあった高さ180cm位の上下分割式の食器棚の下半分を活用して、木部天板・側板にアイカ工業のキッチンパネル「セラール」を張り付けてキッチンカウンターもどきにしてみた。
キッチンパネルの加工は初めてだったが普通の木材用のこぎりで簡単にカットできた。パネル表面のクラック防止のため、のこぎり歯の進行方向に注意するよう説明書に記述されているが、後で縁取りするので気にせず。パネル周辺の縁取りに使うコの字型アルミチャンネルの長さと45°カットを、手作業なので慎重に行う必要がある。
貼り付けは仮止めテープと専用接着剤でうまく接着できた。アルミチャンネルは、裏側に接着剤が入り込むようにして固定する。
仕上がりは、大変満足。写真の中で隠れている面は、「食器棚」になっている。(笑)
-
使用材料
・セラール サイズ:3x8フィート 1枚を丁度使い切った。
・専用接着剤: 333ccx3本を丁度使い切った。
接着剤は太く盛るので思いのほか多量に使う。
・専用両面テープ:10mx2個 3/4位使った。
・ベニヤ板:食器棚裏を平たんにするため
・アルミチャネル:コの字型断面 2.7m?x3本
・材料費計 約2万円
-
石灯籠を移動してみた(2023/01)
我が家の小さな庭の更に奥まった狭いところに粗加工した石の小さな灯籠がある。これをもう少し目立つところに移動させたく、巻き上げ機(レバーホイスト)を購入した。
12尺の脚立の上部からぶら下げたホイストで、ロープで縛った石灯籠を引き上げ、少しづつ移動してみた。荷崩れすると大変なので、ロープにテンションがかかっても異形の石をしっかりホールドするよう縛るのに気を使ったが、荷揚げ下ろしは楽勝であった。
写真左から、移動前、移動後、ホイスト
-
レバーホイスト 0.5ton チェーンブロック ガッチャ 荷締め機 牽引機
【商品仕様】
・定格荷重:0.5ton
・揚程:1.5m
・手動力:330N
・作動荷重:約0.77t
・フック間最小距離:270mm
・チェーン掛数:1本
・重量:3.5kg
■どうでもよい話
イースター島には、古代「モアイ像が歩いてやってきた」という伝説が有るとか無いとか。
重い物体を移動させるとき、小さな力でも重心の位置をうまくコントロールして四股を踏むようにしていくと、少しずつではあるが余り力を使わずに移動できる。これを管理人は「モアイ方式」と呼んでいてテーブルの移動などで実践している。(笑)
-
シリンダー錠の鍵製作(その2)(2023/01)
キーの凹のパターンが分かったので3Dプリンターでキーを製作(写真上)。プラスチックでは耐久性とねじりに弱いので このキーを鍵屋さんに持ち込んで複製してもらおうとしたが、プラスチック製では柔らかくて切削機に固定できないとのことで複製不可。
ブランクキーを購入してプラキーに倣ってヤスリで削って金属性のキーを製作(写真下)。
全工程におよそ3日間かかった。能率はすこぶる悪い。
-
-
シリンダー錠の鍵製作(2023/01)
シリンダー錠の鍵を無くしているので施錠するときはサムターンを錘で回して施錠しているドアがある。しかし、やはりキーは有るほうが良いのでキーを製作してもらうことにした。ただ、合鍵の複製はキーが無いと出来ずに そのような場合はシリンダー錠毎 交換するようだ。錠のほうは健全なので DIYでキーを作ってみようと思う。
・写真上段は、キーを紛失しているセット。右から2個目のメカがシリンダー錠、左端はサムターン回し錘。下段は、錠周りの清掃のためついでに分解したセット。
-
・錠(シリンダー)はドアノブの中心軸に挿入されているが、キーが無いとドアノブから取り出せない構造になっている。(ピンが邪魔をして抜けない。)仕方がないので、細いピアノ線でピッキングして開錠してからシリンダーを取り出した。
・詳細を書いたり拡大画像を載せるのは憚られるので概要。鍵と錠は、9個の凹凸の段数と4種類の凹の深さの組み合わせでユニーク性を作っている。夫々の段について、シリンダーに対してピンの凹凸が無くなるように凹みの量を調べればキーの製作が可能になる。結果次のような凹みの量の数列が得られる(数字は架空)。キーの右サイドが 2,1,2,2,3,0,1,2,0 左サイドは省略。これをブランクキーに削りこめばよい。続きは次回。
-
二重窓にしてみた(第二弾)(2022/12)
窓ガラスに暖房効果アップ用のフイルムを張ってみた(前回の二重窓施工の続編)。
「ガラス面とフイルムの空間(隙間)が無くなると断熱効果が無くなる」ので、約60x約80㎝のガラス面を二分割するように5x5mmのアクリル棒をガラス面に張り付けて60x40の2面になるようにしてフイルムを張り付けた。(これで安心^^)
次の工夫として、「フイルム」の代わりに(農業用)ビニールハウス用の薄手ビニールを張ってみたら適度な伸縮性が(元々)あって、両面テープに張り付ける段階でピンと張れて作業性が大変よくなった。不要部分のカッティングもアクリル系よりビニールの方が切りやすい。
透明度は本来の断熱フイルムには劣るが、ビニールでも申し分ない。しかも(プチプチシートは2層+円筒部分の遮光性があるので)プチプチよりは良いはず。
懸念事項は、
・両面テープの接着力の低下によりフイルムが剥がれてしまうのかも知れない。(数年間使用した両面テープが、粘着はなくなってテープ基材だけが対象物に張り付いて残って、削り取るのに苦労することがある。)
・オールシーズン フイルムを貼り付けておく場合、梅雨時の湿度でたるんで見栄えが悪くならないか。
・静電気で汚れが付着したとき、ゴシゴシ拭き掃除できない。
-
使用材料・機材・補足
・農業用ビニールシート(薄手)
・断熱施工の資材コストは、超透明フィルムが約1800円(90x180cm)、アクリル棒5x5 約430円で窓半間(90x180cm)で約2230円。
これをワンシーズンで使い棄てるのは、暖房費用と比べると如何なものか。なのでずっと使い続けたい。
ビニールシートだと格段に安いので、次回施工するときはこれにする。ただし、二重層の空間に入れるシリカゲルやクレセント部分の逃げ部材を別途用意する必要がある。(「超透明フィルム」には添付されている。)
-
二重窓にしてみた(2022/12)
節電要請も出たことだし、窓ガラスに暖房効果アップ用のフイルムを張ってみた。
アルミサッシ枠に両面テープでアクリル系の透明フィルムを張るタイプなので、ガラス面とフイルムとの空間(隙間)を確保するためにフイルムをたるみが無いように張らなければならない。(隙間がなくなると空気による断熱効果が得られなくなる。)
そのため、この製品は、張ったあとにドライヤーでフイルムを熱収縮できる素材で出来ている。それでも張るときに出来るだけピンと張らないと熱収縮で取り切れないたるみが出る。(最初の”張り”に失敗して追加購入してしまった。)
ドライヤーを一部分だけに長く当てると、そこだけ収縮が進んで逆にしわになる欠点はある。全体に当ててフイルムをピンと張ると、今度は両面テープの接着力との競争になる。
2枚目の画像は、張り作業後に撮った熱画像で、アルミサッシは外気温度が伝熱して冷えているが、ガラス面の温度はそれほど低下していないことが分かる。2重窓にしないと、ガラス面もアルミサッシとほぼ同じ温度になるのだろう。
-
使用材料・機材・補足
・ニトムズ 超透明フィルム
Size: 90cm x 180cm
・FLIR ONE PRO 熱画像撮影用
・熱伝導率は、アルミ236>石英ガラス1.4>木材0.15--0.25>空気0.0241[W/mK](ウィキペディアより)
-
廊下床板
廊下の床板の上にフローリング材を敷き詰めてみた。(2022/11)
廊下の床板が所々柔くなっていたので、原状の床板の上にクッション性のある1㎜厚の養生シートを2枚重ねて置き、その上に15㎜厚のフローリング材を敷き詰めた。(クッションがないと床が硬すぎて膝が痛くなってくる。)
-
使用材料・機材
・ACACIA FLOORING UNI AA-UV WATER Teak Color
Size: 15mm x 90mm x 1820mm
-
門扉を塗装
木製の門柱・引き戸を油性ペイントで塗装してみた。(2022/10)
屋外用水性ペイントも市販されているが、乾燥時間、耐候性はやはり油性のほうが良いのではないかと思い油性を使用。(個人的意見)
まず、高圧洗浄機で木材表面の汚れを一気に洗浄。乾燥後、洗浄機の水圧でケバだった木材表面のケバをサンダーで除去。塗装は1層塗りで1日作業。
午前中は普通の不織布マスクで作業していたが、所謂シンナー臭が体にきつくなって午後に防臭マスクを購入して着用。着用したとたんシンナー臭が全く匂わなくなった。防毒マスクなど気休めかと思っていたら抜群の効果があることが分かって感動。 ガス吸収能力有効時間があるので急いで作業したが有効時間を超えても匂わず能力に余裕はあるようだ。
-
使用材料・機材
・油性ニス(和信ペイント)エボニー色・ペイントうすめ液
・Two Way 防じん防毒マスク TW01SC SK11(シゲマツ)
・M-102-X/OV有機ガス用吸収缶(シゲマツ)
除去能力: シクロヘキサン(0.03%) 100分以上。0.02%の場合約150分の有効時間。
-
漆喰塗りに挑戦(天井編)
天井にしっくいを塗ってみた。我が家の天井は厚さ5㎜程度の天井版(ベニヤ?)なのでうまーくヌレール下塗り用を1層目に塗り、2層目に仕上げ用を塗った。(2022/10)
注意すべきことは、初回挑戦の注意点の他に、
・防護メガネを着用し、自分の真上は塗らないこと。
上向き作業になるので漆喰が垂れてくることがあって それが目に入ると大変危険(水酸化カルシウム水溶液は強アルカリ性)。固まる前の漆喰だけでなく、マスキングテープをはがすときや天井の角で固まった漆喰を削り取るときなども破片が目に入るのも危険。(目に入ったゴロゴロが強アルカリだと思うと恐ろしい。)
-
・塗り作業はゆっくりと行う
漆喰の飛び散り防止のため(前項同様の注意)
・天井板は柔らかいのでこてに力をこめられない。
こての後ろ側(短辺)で塗るのが時間はかかるが比較的平たんに仕上がる。
・脚立はこまめに移動してムリな体制にならないように作業する。
事故を起こすと楽しいDIMが台無しに。
写真の右上隅は漆喰 塗り前の天井。白色に塗ったので結構明るくなった。
-
漆喰塗りに挑戦
砂壁にしっくい(うまーくヌレール 仕上げ用)を2回(下塗り、上塗り)塗ってみた結果、コツが分かったので下記。なお、平滑仕上げを目指す場合のコツであり、わざと模様をつける塗り方だと容易に塗れるので関係ないだろう。
・下塗りは、下地が透ける程度に難なく薄く塗れる。砂地が水分を吸収することがないので、壁に押し付けた漆喰をこてで広げて薄く延ばすことが容易にできる。
・上塗りは、下塗り後 1時間程度放置してから、霧吹きで水分を含ませて更に練って柔らかくした漆喰をこてに乗せて壁に押し当てながら1㎜以下の厚みになる気持ちで力を込めて薄く延ばしていく。漆喰は、壁に押し当てた瞬間から下塗りの漆喰に水分が吸収されるようで、即、0.数ミリの厚さの層の部分が固まってしまう。3枚目の写真のように下塗りの層と上塗りの層の境目がはっきり残り、上塗り層をこれ以上薄くできない。そのため、平滑に仕上がった上塗り層の上には再度漆喰は塗り重ねないように 壁に乗せる漆喰の場所と こての移動方向に配慮する。(上塗り層に重ねると「厚塗り」になってしまう。)…このようなコツがうまーくヌレールのWEBサイトや塗り方DVDにはなかったのが残念。仕上げに漆喰が付いていないコテで壁表面を擦ってザラツキをとる。 (2022/10)
(以下2023/3追記)
その後も「塗り」を続けて壁・天井面積計82m^2を塗って(下塗り、上塗り)、もう熟練の域(笑)。床・服を汚すことも少なくなった。
先に書いたように、下塗りの上に塗った漆喰はすぐに固まって薄い層(第2層とする。)になるが、その直後に、第2層の上に塗る層(第3層)は水分がすぐには吸収されないので固まらずに押し広げることができる。その為、第3層は容易に平滑に仕上げられる。照明の光源を壁に浅くあてて(=仰角小)第2層が露出している箇所(飛び飛びでも構わない)に第3層を塗るようにすると、素人でも平滑壁にすることができる。
仕上げとして、漆喰が半乾きのときに(乾いていれば霧吹きで水を吹き付けたあと)、きれいなコテで壁の表面を擦るとザラツキ皆無の壁になる。
-
うまーくヌレール(日本プラスター株式会社)
18kg缶×3缶を使用した結果、(缶ラベルには塗り面積16㎡@1㎜厚)
当方、18kg缶x2個+2kgを約21㎡に塗ったので平均10㎡/18kgとなった。平均厚みは1.6㎜となる。
こてに力を込めて漆喰を塗り広げるので、うまーくヌレール製プラこてを2つも割ってしまった。
1㎜厚に塗るのは私にはできません ^-^;)
プラ製より金属製のこてがエッジがよく効いて より平滑に仕上げられる。
1枚目の写真は、施工前、2枚目は施工後、3枚目は、下塗り、上塗りの境界線の例。
(以下2022/11追加)
その後、95kgの漆喰を56㎡に塗った結果、平均塗り厚さは1.5mmとなった。
-
テーブル塗装
テーブル天板塗装をサンダーで取り除いて、2液型ウレタン塗料を塗布して見違えるようになった。仕上がり厚みは充分だが刷毛の塗りむらが残らないようにするのが難しい。
-
使用材料
・2液型ウレタン下塗り液セット、上塗り液セット(和信ペイント)
・水性ステイン(油性ステインは下塗装が溶かすので相性が悪い。)
-
屋根裏換気(2021/05)(2023/01)
1.天井裏(小屋裏)に換気ファンを取付け(2021/05)
2.天井裏の空気を攪拌させるため、ダクトファンを取付け(2023/01)
騒音は気にならない程度ではある。気になりだしたら、トライアック回路で風量調整するつもり。
-
使用機材
1.風の介ブロワー24セット(セイホープロダクツ)
主な機能・仕様 消費電力 風量 騒音
(W) (m3/h)(dB)
50Hz 強 25 240 41.5
弱 13 115 22
60Hz 強 30 235 41.5
弱 13 115 23
電圧100V、質量2.3kg
2.中間取付形ダクトファン【V-19ZMT2】(三菱電機)
主な機能・仕様
・接続パイプφ150mm
・ドレン抜きエルボ付(呼び径13用塩ビパイプ〈外径18mm〉またはビニルホース〈内径16mm〉接続可能)
・電源コード直付け
・金属ボディ
・金属製斜流ファン
・丸形中間取付形タイプ
消費電力 風量 騒音
(W) (m3/h)(dB)
50Hz 28.0 205 43.0
60Hz 29.0 245 46.0
電圧100V、質量3.5kg
-
屋根裏断熱(2021/05)(2023/02)
天井裏(小屋裏)の全面にスタイロフォームを敷き詰めた(単に置いただけ)。天井板に直接置くより、空気層の空間を設けるよう浮かして置いてある。(空気対流による熱伝達分削減および屋根ースタイロフォーム間の空間容積減少化で換気効率を上げるため)屋根裏熱画像
3枚目の画像:スタイロフォーム敷設後、天井裏、室内天井下、屋外の温度を計測→7月某日の朝から16時間程のグラフ(横軸単位:分)。(2021/05)
4枚目の画像:2月某日の15時から24時間のグラフ。初日は晴れ。二日目は曇り。(2023/02)
-
使用材料
スタイロフォーム IB 25mm厚、熱伝導率[W/(m.K)] 0.036以下
断熱のまとめ
屋根裏、壁、床など部屋を覆う面の断熱施工により、外部温度の変化に対する部屋の温度変化が小さくなる(部屋の温度が安定する)。
しかし、部屋に熱源(温熱源あるいは冷熱源)がない場合、最終的には外部温度に近づいていくので、部屋の温度は冬場なら寒くなり、夏場なら暑くなる。 なので、部屋を所望の温度にする熱源は必要(*1)。
「断熱」は、只、部屋からの放熱あるいは流熱が少なくなるというだけで、コスト面について考えると、短期的には断熱施工費用>暖房・冷房費用(熱源設備はどちらにしても要るとして)。 生涯コストなら(計算はしていないが)ペイポイントがあるのだろう。そうすると、断熱性能 Vs ペイ年数の兼ね合いがあることになる。
温度計測や熱エネルギーの出入り勘定は面白いテーマではあるが、他にやることがいっぱいあるので これ以上深堀りするはやめておく。^_^)
*1:高断熱施工で、一日の平均温度が所望値なら熱源設備は要らない事にはなるが現実的かは?
トップへ