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シフトチェンジが硬い(2024/02)
愛車(MT車)のシフトチェンジの際、ギアが入りにくくなってきたのでシフトレバーのゴムカバーをはがしてLSベルハンマー グリススプレーを吹き込んでみた。 経年してギアが入りにくくなるたびに吹き付けて、その度に改善されるのでシンクロ機構の劣化などではなくレバー機構部分の潤滑性の問題のようだ。
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シフトレバーの根本はゴムシートで3重にカバーされている。機構的にミッションギアの部屋にも排ガスが回り込むのだろうか。一酸化炭素が車内に入ってくるようなら非常にまずいので慎重にカバーを戻す。
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サイクルコンピュータ(2023/10)
数年前に製作してあったサイクルコンピュータの電源部をNiH電池からリチウムイオンキャパシタ+ダイナモに変更したので掲載。
自転車に装備してあるダイナモ(発電機)からDC3.3Vを生成して容量250FのLiキャパシタに蓄電するように、電源部を変更したので電池交換不要になり、メンテナンスフリーになった。
サイクルコンピュータは、前輪の回転をマグネットとホールセンサーで検出して、走行距離(TRIPとODD)と経過時間を表示するようにしたもの。ついでにGPSを実装してGPSの高度情報を表示して登坂の程度が分かるようにしてある。
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・マイコン:MSP430FR5969 16ビット(TI製)、自作基盤に実装
このマイコンは強誘電体(FRAM)メモリー(=不揮発)を使用していて、RAM領域も不揮発に設定できるので、電源OFF前のユーザーデータがそのまま残るメリットがあって、履歴データの保持・表示に便利。
・LCD:低消費電力LCD 400x240pixel(シャープ、秋月電子)
・ホールセンサー:ホールラッチSK1816MG-G03-K(秋月電子)
・リチウムイオンキャパシタ(秋月電子)
バイク、自動車にも似たようなユニットを取り付けてある。(下記)
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オートトリップメータ(2023/10)
多くの自動車には、任意の場所からの距離を計測できる「トリップメータ」が標準でインストールされているが、一々操作する必要があって、面倒なので特にこれからドライブに行くぞという時しか使用しない。しかも、日ごろ使っていない物なので、目的地に着いても記録を忘れて距離がどれだけだったのか判然としないことがよくある。…結局使えない物になっている。
そこで、無操作で計測できるように、電子回路ユニットを製作した。(一定時間(10分など)停止していたら、積算計を0にリセットする。それまでの距離・経過時間は履歴として残す。) グラフィックLCDに速度グラフとともに距離と経過時間を表示し、距離・経過時間の履歴も併せて表示するので、標準のトリップメータより情報量が増えている。しかも手間要らずで便利になった。
車輪の回転を検出するセンサーは、ホール素子を後輪のブレーキドラム(固定側)にマグネット吸着と接着剤で固定。回転側に小さなマグネットを吸着・接着固定した。
バイクにも設置してある。
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・マイコン:MSP430FR5969 16ビット(TI製)、自作基盤にアッセンブリ
・LCD:低消費電力LCD 400x240pixel(シャープ、秋月電子)
・ホールセンサー:ホールラッチSK1816MG-G03-K(秋月電子)
写真の説明:
・1枚目:コンソール上部にユニットを貼り付け
距離・経過時間・速度グラフ・速度時間履歴を表示。縦太線で長時間停止を示す。
・2枚目:後輪ハブ周りにホールセンサーとマグネットを固定
・運転席回りは、メーカー標準&オプション装備品で埋まっているので、ユーザーが何かを増設する場合、最適な設置スペースが見出せなくて体裁を犠牲にして配置することになる。…良く見かける、後付けカーナビ、フロントカメラ等々。 今回の物は、前方視界に常時入るところにしか置けなかった。
・センサーケーブルは後輪からコンソールまで長く引きまわす(6m位)ので、ケーブルに重畳するノイズやインダクタンスによるオーバーシュートの対策を講じておく必要がある。
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左前輪ミラー(2023/09)
対面通行 すれ違い時に路肩いっぱいに攻めたいので(笑)、愛車に左前輪付近が見えるミラーを設置した。
元々、フェンダーミラーが取り付けられている車種なのだがこれは車長中央部より後ろしか見えない。そこで、市販のミラーをフェンダーミラーの下側に取り付けられるようにする。
フェンダーミラーの外装は3次曲面なので市販ミラーを仲介する台座が必要で、これを3Dプリンターで造形して曲面とのすり合わせはレッドペーストを使って追い込む。(当たりをヤスリで削って調整する。)
調整後、両面テープで張り付け。
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・ボンネットに置いてある青いリングが3D造形品。
・両面テープの貼り付け強度・耐候性が心配ではあるので、補強とシーリングのためエポキシ系接着剤で接着面周りをシーリングしておこう。
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バイクのヘッドランプ切れ(2023/08)
2018年10月に購入したヤマハバイクMT-07のヘッドランプが2020年8月に切れたので純正ランプ(ハロゲン)からLED球に交換しておいたが、それが昨夜切れていることに気が付いた。
ハイビーム側も点灯しない故障モードになっており、その状態で夜間走行することになり、(違反検挙の面でも)ヤバかった。(ポジションランプ「車幅灯」は点灯していた。)
緊急避難的言い訳として、スマホのLEDライトを点灯させて走行した。(笑)
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■点灯時間等計算
2020/8@14900km~2023/8@22020km=3年7120km。
平均時速40km/hとすると、常時ロービーム点灯なので
ローLED点灯時間=7120/40=178hour
ハイLED≒0hour
1回の平均走行距離を7kmとすると、点灯On/Off回数=7120/7=1017回
これでLEDランプが切れるのは、しかも、ロー/ハイとも不点灯は如何なものか?
LED自体は高信頼性なのだろうが、LEDの放熱が十分できない球なのか、バイク側の放熱能力が不十分なのか、それとも発熱パーツ/放熱設計のミスマッチなのか?いずれにしても不点灯状態になるのはダメなので、(単純なタングステン線の2回路構成の球ならそういうことにはならないだろうから)オーソドックスなハロゲン球に戻すことにした。ハロゲン球でロー/ハイとも正常点灯したので確実にLED球が不良。
色温度と照度が下がったのが残念ではある。
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パフォーマンスダンパー(2021/08)
ヤマハバイクMT-07にパフォーマンスダンパーを取付けてもらった。(\36000)
パフォーマンスダンパーは微小変位領域でのダンピング特性に優れているとのこと。
取り付けによって、フレームの剛性が上がったことが顕著に分かる。(厳密に言うと粘性減衰が増加した。)
レクサスには純正品があるとか。 出来れば愛車にも取付けてみたいものである。管理人のはジムニーなんだが…(笑)
変位のスケール感を知るため、両持ち梁の撓みを計算サイトを利用して計算してみた。
(値の選定に根拠はないが)
梁の長さ:L=1[m]、中央部集中荷重:W=100[N](10.2kgf)、梁の断面:実丸、直径D=30[mm]、材質:S45C → 撓みδ=0.256[mm]
…感覚で分かる位の撓み。
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■参考情報
パフォーマンスダンパーは、サスペンション等に用いられている高圧窒素ガス封入オイルダンパーをベースに設計・開発されていますが、大きく異なるのはその変位量です。
通常のオイルダンパーがcmオーダーであるのに対して、パフォーマンスダンパーはμmオーダー。極微小な変位量のなかで、性能を最適化するさまざまな工夫がなされています。(ヤマハHPより)
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タコグラフ
バイクの前輪の回転をホールセンサーで検出して車速・距離をグラフ表示するユニット。所定時間停止すると移動距離と移動時間を0にリセットするようにしてあるので(手動操作することなく)連続して乗車している距離・時間が分かる。3Dプリンターのケースの外側をアクリルケースで覆って防雨対策。
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回路構成、ケースは温湿度気圧記録計と同じで外付けのセンサーとプログラムが専用。
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